ゴルフコースについて
ゴルフはボールをクラブで打って何打で穴(カップ)に入れるかを競うゲームです。
プレーするために用意された1つの競技スペース(1回カップにボールを入れるまで)をホールと呼び、
18のホールをプレーすることで1ラウンドのゴルフが終了します。
各ホールにはボールを打ち出す所(ティーイングエリア)からカップまでの距離に応じて規定打数(パー)が設定されています。
例外はありますが1打でグリーンに届く100~250ヤードの距離のホールはパー3、グリーンまでの距離が2打と考えられる251~470ヤードの距離のホールはパー4、471~690ヤードのホールはパー5となります。
標準的なゴルフコースにはパー3が4ホール、パー4が10ホール、パー5が4ホールあり、すべてのパーの合計が72になりますが、パー3が多かったりパー5が少なかったりでパー70や71といったコースも少なくありません。
また日本ではパー3のホールをショートホール、パー4のホールをミドルホール、パー5のホールをロングホールと呼びます。
ゴルフコースレイアウト
それぞれのホールにはティーグラウンド、フェアウェイ、ラフ、バンカー、ウォーターハザードなどがあります。
またホールの外でプレーできないエリアをアウトオブバウンズ(OB)といいます。
コースの設計者はこれらをさまざまなレイアウトで配置し、より楽しく難しくゴルフをプレーできるようにしています。
主なゴルフ用語
- アウトオブバウンズ(OB)・・・コース外のプレー禁止区域
- アウトコース・・・18ホールあるゴルフコースの前半。1~9番ホールの総称
- インコース・・・18ホールあるゴルフコースの後半。10~18番ホールの総称
- ウォーターハザード・・・2019年1月1日ルール改正から、ペナルティエリアと呼称が変わりました。コース内の池や川、溝などの覆いのない水域、水路のこと
- オナー・・・ティーショットを最初に打てる人。前ホールでもっともスコアがよかった人が権利を得る
- カジュアルウォーター・・・雨などにより一時的にコース内にできる水たまり
- カップ・・・各ホールのグリーン上に空けられた穴。ここにボールを入れるとフィニッシュ
- グラスバンカー・・・伸びた芝で覆われた窪地
- グリーン・・・カップ周りの芝生が短く刈られたエリア
- クロスバンカー・・・フェアウェイを横切る形のバンカー
- 高麗グリーン・・・高麗芝で作られたグリーン。ボールの転がりが重く、速度が遅くなる
- 芝目・・・芝の生えている方向。打つ方向と同じ場合『順目』、反対は『逆目』という
- 修理地・・・コース内で修理中のエリア
- ティーイングエリア・・・ティーショットを打つ場所
- ピン・・・カップの位置を示すために立てられた旗竿。フラッグともいう
- フェアウェイ・・・ティーからグリーンまでの間の芝生が短く刈られているエリア
- ベントグリーン・・・ベント芝で作られたグリーン
- ライ・・・ボールが止まっている周辺の芝や地形などの状態
- ラウンド・・・18ホールプレーすること
- ラフ・・・フェアウェイの外側に配置された芝生の長いエリア